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ヴォーカル・アンサンブル カペラ

ミサ断章の楽しみ 様々な作曲家の作品を集めて

◆日時・会場
・2014年1月12日(日)午後4時
カトリック由比ガ浜教会※鎌倉駅から徒歩10分
 ※開演20分前から音楽監督の花井哲郎による解説があります

・2014年1月13日(月・祝)午後4時
聖アンセルモ・カトリック目黒教会
 ※開演20分前から音楽監督の花井哲郎による解説があります

◆曲目
グレゴリオ聖歌 主の御公現の祝日ミサ固有唱
Gregorian chant, Proprium missae de Epiphania Domini
ギヨーム・デュファイ キリエ、グロリア
Guillaume Dufay (1397?-1474), Kyrie/Gloria
ジョスカン・デ・プレ クレド・ヴィレージュ I
Josquin des Prez (1450/55?-1521), Credo Vilayge (I)
ジル・バンショワ サンクトゥス、アニュス・デイ
Gilles Binchois (ca.1400-1460), Sanctus/Agnus dei
ハインリヒ・イザーク《 コラーリス・コンスタンティヌス》より
主の御公現の祝日のミサ固有唱
Heinrich Isaac (ca.1450/55-1517)
Proprium missae de Epiphania Domini, Choralis Constantinus
ヨハンネス・レジス「 ああ、驚くべき交わり」
Johannes Regis (ca.1430-after 1482), O admirabile commercium
ジャン・ムトン「地の王たちは集まり」
Jean Mouton (before 1459-1522 ), “Reges terrae congregati sunt”
*演奏曲目は若干変更になる場合があります。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

1月はミサ「断章」を中心としたプログラムです。
そもそも中世からルネサンスの初期まで、ミサ曲の5つの楽章が一つの作品として作曲されることはほとんどありませんでした。14世紀の大作曲家マショーによるノートル・ダム・ミサ(2014年7月にヴォーカル・アンサンブル カペラ定期公演で演奏予定)は、一人の作曲家が作った現存する最古の通作ミサとして、例外的な存在です。この時代、ミサはそれぞれの楽章が単独に、あるいは二つの楽章がペアで、ばらばらな「断章」として作られていました。そのような様々な作曲家によるミサ曲の断章を集めて、さらに1月の大祝日である主の御公現の祝日にまつわるミサ固有唱やモテットを加えて、ミサの形式に組みました。
15世紀から16世紀初めまでの、フランス・フランドルの巨匠たちそれぞれの個性や、作曲様式の変遷もお楽しみ頂ける、実に多彩な、薫り高いポプリのような演奏会になることと思います。

◆演奏
ヴォーカル・アンサンブル カペラ
花井尚美 安邨尚美
鏑木綾 田村幸代
青木洋也 望月裕央
及川豊 根岸一郎
櫻井元希 花井哲郎 Maestro di Cappella=音楽監督

◆チケット料金
12日(由比ガ浜) 前売:一般3,700円 ペア6,400円 当日:一般4,200円 学生:2,500円*
13日(目黒) 前売:一般4,200円 ペア7,400円 当日:一般4,700円 学生:2,500円*
いずれも全自由席(会員優先席あり)*学生券は、学生証を提示のうえお求め下さい

◆前売券取扱
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブン-イレブンでの引き取り可能)
東京古典楽器センター 03-3952-5515 野上書店 (目白駅前・店頭での直接販売のみ)
スペース・セント・ポール 03-3941-4971 サンパウロ 03-3357-8642(四谷駅前)
島森書店 0467-22-0266(由比ガ浜公演のみ)

◆お問い合わせ
otsuka@fonsfloris.com
公式ウェブサイト:http://www.cappellajp.com/